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2012年3月6日火曜日

何千人もの中国人に伝統工芸品を紹介して。


3/2~3/4までの3日間、上海で日本商品の展示会JChereがありました。

史上最大規模の展覧会らしい。



NHKでも取り上げられていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120304/t10013468281000.html

私たちの会社も突然出展の誘いがあり、出さしてもらうことになりました。(1年半前からフォーカスジャパンという会社でインターンしています)



facebookページはこちら→https://www.facebook.com/FocusJapan






とにかく、人の数には驚きました。
1日目は金曜日なのに開門前から人が並んでました。会場内は人だらけでまっすぐ歩けないぐらい。人が多いのに慣れている中国人でさえ人の多さに文句を言っているありさまです。


一番多い時だと、外に500mぐらいの行列ができていて、10分に一度の入場制限がかかる程でした。






おかげで、私たちのブースに入ってくる人も多く、推定で5000人以上が私達の商品を見たということになります。(一分間に平均5人来店×60分×6時間×3日間) 来場者が5万人だから、1/10の5千人はおかしくない数字です。


中国人の日本商品に対する興味には、かなり驚きました。
日本商品を求めてここまでの人が来るのかと。「日本ブランドにはこんなに中国人を惹き付ける力があるのか」おそらくこれはほとんどの出展者が思ったことだと思います。






これは、自分の考えとは逆のものでした。「日本製品は海外ではウケない」というのが言われすぎていて、日本商品に自信がなかったのかもしれません。(特に学生の間では、このような考えが強いと思います)


これまで多くの中国人が来場して、商品袋を持ってる人もあちらこちらにいて、写真やムービーを撮っている人がたくさんいました。まだまだ日本は捨てたもんじゃないなーと思ったものです。






やはり中国人の消費力(上海での話)はすごいです。噂ではなく本当でした。
「新しいもの好き」「海外の良いものを求める」という文化を目の当たりにしました。


私は、弊社の商品である伝統工芸品を販売していました。
おそらく1000人以上に中国語で商品説明をしました。


振り返ってみてまず思うのが、「日本の伝統工芸文化を直接見て触れてもらって、魅力を伝えることができて良かった」ということです。と、同時に「もっと深く説明できればなー」と思う場面も多々ありました。


多くの人の平均した反応は、「さすが日本の技術は精細で、キレイだ!」「でも値段が高いから買えない」という感じです。説明をすると値段の高さにも納得する人がほとんどでした。








かなり多くの人が写真を撮っていました。中には、初めて工芸品を見た人もたくさんいると思います。
商品が売れたことも嬉しかったですが、一番嬉しかったのはこうやって日本文化を伝えられたことです。




去年の4月、3週間上海で一人で営業回りをした時はせいぜい50人ぐらいにしか工芸品の魅力を伝えられませんでした。
それが約一年後の今、何千人もの中国人に魅力を伝えることができました。


より多くの人により多くの”本物”の工芸品を紹介したい。
そして、日本の素晴らしい文化を外国人に理解して、好きになってほしい。


もっと良い”商売人”になれるよう努力していきます!!