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2012年10月3日水曜日

カブの街「エフェス」と幻想的なパムッカレ

2ヶ月程前に書いていたトルコ旅行記の続きです。

アジア・ヨーロッパ文化が交差する場イスタンブールで南京虫にビビり、美しいイスラム建築を見た後、エフェソスに来ました。

ここはとにかく遺跡が有名。
そして、異常なほどにカブがいる。




こんなところにも。。


こんな岩の間にも。。

こんな所にも!



(カブちゃん@my house)

ちなみに、「カブ」ってみんなが言う「ネコ」のこと。物心ついたときからカブはカブだから、ネコと呼べなくなってしまった。


遺跡でネコの周りに集まっていた子供達に「カブ!カ〜ブ〜」って教えてたら、「カブゥ??」って可愛い顔した子が仲良くしてくれた。



この子は、あの動物をJapaneseで「カブ!」と認識して生きていくんだろうな。

エフェスは意外と観光地っぽくなくて人々の生活も見れるし、コンパクト。
イスタンブールがいかに観光地だったかっていうのを実感させられた。



なぜか、カメが道ばたにいたり、



美しい鳥(なんの鳥かわからない)が、電柱の上に巣作ってたり、

こんなゼルダの伝説に出てきそうな城跡があったり、

不思議な街でした!!


翌日、朝8時にバスを乗って4時間程かけてパムッカレへ。
パムッカレでは、高校留学の時にお世話になった先輩もたまたまいて良くしてくれた。なんと彼氏はトルコ人で、旅行会社に務めている。日本語も異常な程ペラペラ。

ここは、街というより観光客だらけの村。

外国人だらけで、韓国人がたくさんいた。
昔はもっと栄えていたらしく、ディスコ(クラブ)が7つもあった。だけど、今では一つしかない。観光客がどんどん減っている事実に驚いた。

トルコではハイシーズンとオフシーズンの客入りの差が激しくて、夏どれだけ稼げるかが勝負みたい。




暑さがおさまった夕方頃、あのパムッカレに行きました!

丘陵地帯の石灰棚が弱酸性の雨によって溶けて、地熱によって温泉となり沈殿した石灰が固まった結果、こんなものが生まれたみたいです。


村の坂を登って行くと、
「え、スキー場?」

そして、地面と石灰岩の境目に。ここで裸足になる。


水がキレイ!ぬるい!青い!地面ざらざらで全然滑らない!

これが噂の石灰棚。
中はある程度深くなっていて、白人の観光客が水着でつかってた。

あの写真でよく見る景色をバックに。

なんとも不思議な光景。


夕焼けに映るパムッカレはもっとキレイ。



幻想的。ロマンチック。同じ地球上にこんな景色が広がるところがあるんだね。
そこで小学生みたいにはしゃでると、彼女にキレられた。


夜は、先輩に有名なトルコの強い酒Raki(ラク)を飲ませてもらう。元々は透明なんだけど、水で割ると白く濁るなんとも不思議なお酒。




なんというか、香りがハマる。この種のお酒は初めて。

翌日は、宿で出会ったやたらテンション高い女性二人と出会う。その二人もトルコで知り合ったらしい。もう高校から友達かってぐらい息が合ってる。
その人達とダベりながら、旅来て初めてゆっくり涼しい部屋で時間を過ごす。

こういう時間が本当に重要。体力もそうだけど、精神をリセットする機会になる。

(別れの際に撮った写真)

午後からは、「とにかく泳ぎたい!」ってことで、パムッカレの景色をバックにプールに入る。


完璧にリゾート気分。
しゃあない。異常な暑さだったからそりゃ入りたくなる。




壮大な景色のパムッカレとはお別れ。

そして、また違う壮大な景色を持つカッパドキアへと向かう。