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2013年1月1日火曜日

写真で振り返る2012年!


あけましておめでとうございます!

生まれてから22年間、僕にとって正月は特別なことをしない普通の一日でした。

おせち食べたことないし、年賀状も書いたことありません。家にテレビ置いてないから、紅白も見ません。

日本文化を知らないアウトサイダー!と思う人もいるかもしれませんが、そういう環境で育つとそんな感じになってしまうのです。

でも今年は、年明けてから夜中に突然友人から連絡が入り、初日の出を見に行くことになりました。
シンボルタワーで大勢の観客の前でサッカーした後、見た日の出はキレイだった。



普段しないようなことをするのも悪くはないなって正月に対する意識も変わってきた。

人間だから、年が変わったくらいで、大きく変われるわけではない。いつもやっていることを続けていくのみ。って考えてきたけど、

今年やってきたことを俯瞰して振り返ったり、今後の長期ビジョンを考える良い機会だと感じた。

普段忙しい日常の中にいると、これもしなきゃあれもしなきゃで、なかなか5年後10年後どうしようかって考えるの難しい。
でも、日常から離れて気持ちをリフレッシュすることによって、自然にポジティブに発想もできる。

オフの時に「しっかり楽しまなきゃ!」「休まなきゃ!」って線分けする必要はない。オフの時に、ゆったりオンの時のことを考えるのもアリなのかなと思いました。


ということで、2012年を振り返ろう。


1月


考えてみれば、去年の今頃は中国にいた。
日本語を使わない環境にすっかり慣れ親しんでたって思うとなんか不思議。

1/23は日本でいう旧正月にあたる春節でした(毎年異なります)。

中国最も盛り上がる時期。

鉄道のチケット売り場には長蛇の列が並び、一瞬でチケットが売り切れる。チケットを買えて感動して泣く人がいるくらい。

そして、世界最大の民族大移動が起こる。街からは人がいなくなり、いつもの賑やかさが静けさに変わる。鉄道を始めとした交通機関はカオスな状態になる。

僕は、董強という中国人の親友の家に5日間泊まらせてもらった。
初めての農村で過ごす5日間。

シャワーなしはさすがに辛かったけど、それも今では良い経験。
都市とは比べものにならないくらいの人の温かさに触れ、農村での春節を体験できた。

都市に住む中国人に春節の体験を話すと、みんなから必ず羨ましがられた。消えつつある春節の文化が、農村には残っている。
(詳しいエントリーはこちら。写真はこちら。)


2月


美里の誕生日祝うため、お忍び帰国。

「しばらく農村のフィールドワーク行ってて誕生日に連絡取れそうにない!ごめん!」と告げ、悲しませた後、

日本に超短期で帰国して、美里の親友に協力してもらい、京都で直接祝福できた。サプライズ成功したのは、美喜ちゃんのおかげ。ありがとう!

あの時のリアクションと嬉しそうな顔は記憶に残り続けると思う。笑



3月



「JChere日本商品直送」という大規模な日本商品の展覧会にフォーカスジャパンが出店しました。

販売員として手伝わせてもらい、3日間で約5000人以上の中国人に直接伝統工芸品を紹介しました。

中国人の消費者と直接対話して、得たものはかなり大きかったです。日本の伝統文化マニアは僕が思っていた以上にいるもので、逆に教えられる場面もありました。

日本の良さを再確認した良い機会でした。
(詳しいエントリーはこちら)


4月



徽杭古道という中国人でもなかなか知らないハイキングスポットへ中国人カップルと一緒に訪れた。

途中、違うグループの歩いてる人と話して突然仲良くなったり、宿で出会った人達と夜まで語ったり、見知らぬ中国人とも打ち解けることができた。

穴場スポットなので人が少なくて、キレイな景色ばかりの良い場所でした!オススメです。


5月



日本の伝統工芸家と中国の美術家の方々の交流展覧会『一衣帯水』が開かれた。

日本文化と中国文化の架け橋として力不足ながら通訳させてもらいました。


中国のド偉い方や富裕層と触れ合うなかなかない機会でした。中国式の宴会にも慣れた気がします。


6月



留学中の目標であった、HSK6級(中国語検定)も無事手に入れ、一年間の交換留学も終了しました。

他国の留学生の友人やしょっちゅう羊肉串片手にビール飲み交わしてた中国人の友人と別れて、すっかり慣れ親しんだ中国・杭州を離れ、中国人っぽさからも卒業。

最後に行きつけの近所の店で食べた「ニラタマラーメン」(韭菜鸡蛋手工面)の味が忘れられない。


7月



日本の生活に戻り、物価の高さに恐怖を感じる。
シルクロードの旅に行くことも決め、学校に行かずバイトしてお金を貯める日々。




8・9月



シルクロードの旅。

トルコから中国まで7カ国を45日間で駆け抜けた日々。
感想は一言で表せないけど、確実に人生の見方を変えてくれた旅だった。



10月



SFCに復帰。

なぜか俺の友達のほとんどが留学に行ってて、知らない人ばかり。
たまに会う人には「え、日本いたの!?」ってほぼ100%の確率で聞かれる。

加茂ゼミと国領ゼミに入り、刺激的な学びの日々を送る。


11月



平日は座学、休日はバイトの日々をひたすら続けた。




12月



新たな挑戦へ向けて始動。
来春から休学して東南アジアで行うプロジェクトを企画。
久々に自分の足で動き、一つのものを作る楽しさと厳しさを実感する日々。

東南アジアの可能性を若者に伝えられるように走りつづけます。


ざっくり以上です!






半年間中国に、約2ヶ月間はシルクロードのどこかに、約4ヶ月間は日本に。確実に、より広い世界を見てきた1年でした。


22歳の誕生日はイラン人の大豪邸で祝ってもらいました。23歳の誕生日はどこにいて、その時に何を得ているんだろうと考えるとワクワクが止まらない。


「佑豪」(You Go)という名前には、直訳すると「お前、行け!」という意味があります。

これからも突き進んでいくのみ。

そして、失敗したら頭を使ってやり直す

そうすれば必ず道は開ける。



今年も多くの人に頼っていきます!これからもよろしくお願いします!!