現在トルコのトラブゾンという街にいて、雨が降ってきたのでネットカフェに来ました。
パソコンの中が全部トルコ語だけど、なんとなくですぐに日本語入力できるようになりました。
トルコ風なのが、ネカフェにもチャイがあること。0・5リラ(23円ぐらい)です。それと、げらげら笑ってる人がいる。
8月7日に日本を飛んでから早くもこの旅の5/1の10日間が過ぎました。
相変わらずケンカの絶えない二人だけど、楽しくやってきています。
トルコの有名所を回り、今はグルジアとの国境近くの街にいます。
日本の2倍もの面積のあるトルコの西から東まで渡ってきたと思うと、かなり長かったと感じる。
最初に言いたいのが、「旅に出て本当に良かったな」ということ。
普段絡むようなことのない色んな人に出会い、普段できないような体験をたくさんして、普段食べれないようなものを食べる。
毎日が刺激的で、毎日が冒険のようです。
残念なのが、旅にも時間的、金銭的制限があるということ。
50日間で中国まで行かなきゃならないから、一つの街に長くいることはできない。
現地のお酒もおいしい食事もたらふく食べたいけど、色んなとこから借金してきてるから贅沢できない。
「お金貯めていつか絶対また旅に出よう」と何回も思ってます。
ざっくりですが、トルコでしてきたことを紹介します。
イスタンブール 8/8~8/10
(中からも外からもきれいな、ブルーモスク)
トルコで一番有名な都市、イスタンブール。
観光客が一番多くいた街です。見所がコンパクトに詰まっていて、回りやすかったです。
英語はもちろん、日本語も通じるところがあったりで、コミュニケーションに不自由を一度も感じませんでした。
めちゃくちゃでかい市場の、グランドバザールでは日本語かなりかけられます。
地球の歩き方にも書いてあるけど、日本人観光客かどうか見分けるために、「落としたよ!」とか「バザールでござーる」とか言われる。実際に言われたときはかなり笑った。
彼女は買い物に夢中だったけど、僕は店の人を観察するのを楽しんでました。
一番面白かった客引きが、
"Excuse me! do you know him?"って聞かれて、指差す方を見たら、同じ店の店員でニコニコしてる。
なんじゃそりゃ。
そんな客引きもありなのか。
これができるのも、トルコ人の陽気な性格と適当さがあるからです。
(グランドバザール。とにかくでかい。観光客だらけです。。)
トルコは親日が多いと言われるけど、確かにそんな気がします。
親日というより、単に「人が好き」といった感じ。チャイを飲みながら談笑してる人がそこら中にいるのを見るとそう感じる。とにかく明るい。明るすぎて、日本が心配になる。
そんなトルコ人にかなり惹かれていた僕たちは、モスクにハマってました。
モスクに入ったときの静かな感じが神秘的で、あそこではゆっくり時間が過ぎます。
日が暮れる頃、モスクでのんびりしてたところ男性にめちゃ流暢な英語で声かけられました。
要約すると「今ラマダン文化を紹介する活動をしているんだ。フリーミールあるから時間があれば来ないか?」とのこと。
少し迷ったけど、イスラム教徒が最も多いトルコで多くのイスラム文化に触れて「もっと理解したい」と思ったので、参加することに。教室のようなところに入ってみたところ、プレゼンの終盤で、一瞬で終わった。
肝心な部分が。。
とにかく、ラマダンをざっくり解釈すると「飢えを体験して、神に食べられることを感謝する」ためにあるそうです。ちなみに、ラマダンは日があるときは食べないだけで、日が暮れたらたくさん食べていいそうです。
機内食のようなものが渡されて、20人ほどで食事会が始まりました。
(肝心のふたを取るのを忘れた。手前の白いのは香草の入ったヨーグルトのようなもの。ふたの中には、オリーブ・ポテト・なにかの揚げ物が入っていた)
「なるほど。ムスリムの人はラマダンのときにこういう食事をするのか」と思いつつ、本当かなって思った。
この食事会を運営しているムスリムのボランティアの女性の方に、
「ラマダンなのになんでトルコには太ってる人がいるんだ」と聞いたところ(聞きづらいから俺は聞かなかったけど、彼女が聞いちゃった)、
「トルコ人は、家でテレビ見たりぐーたらしてて、運動しないからよ」とのこと。笑
一理あるのかもしれない。でも、日が暮れたらいくら食べてもルール的にはオッケーなんだもんね。んー
このゼルダの伝説で出てきそうな建物はトプカプ宮殿。
この門の中もゼルダっぽい部分がたくさんありました。
えらい人の宮殿らしく、めちゃくちゃ高そうな物が至るところに展示してあり、装飾もかなり豪華でした。イスラム建築にハマってる彼女は写真取りまくり。自然が大好きな僕は、青い海を見て感動。
(左がヨーロッパ側で、右がアジア側。なんでこんな青いんだろう)
他にも、逆さになったメデューサの柱がある地下宮殿や、元々は教会として建てられ後にモスクに変えられたアヤソフィアなどに行きました。
余談ですが、イスタンブールではTREE OF LIFEという多分バッパーに最も有名な安宿に泊まってました。
一泊7ユーロだったかな?イスタンブールでは考えられないくらいの安さで、地球の歩き方などの旅行書もたくさんある。旅慣れてるバッパーもたくさんいて、まさに「旅人!」って感じの人が集まっていた。
宿の汚さはある程度覚悟していたし、我慢できていた。だけど、突然現れたある生物のせいで恐怖におそわれた。
ゴキブリではない。ゴキブリなら我慢できる。
聞いたことのなかった生物、「南京虫」。(なんじんちょんではなく「なんきんむし」と読む)
ダニの一種で、噛まれたら一ヶ月痒みに襲われるらしい。
げぇーーー!一ヶ月!!
他の旅行客の衣類に付いていたらしく、宿に寝ていた人全員がビビッていた。
「さすがに南京虫はね。。」と、見るからに旅人っぽい人も出ていった。
夜行性だから電気をつけていれば動かない。とのことで、電気をつけながら就寝。
意外とビビりな僕は、1時間おきに目を覚まして、シーツと枕元をチェック。
すると、目の前の壁に。。。。
ちっちゃーい虫がいる。
「出た。コイツだ。」
叫びたくなったけど、みんな寝てるのでティッシュを取ってきて、捕獲することに。
「え、飛んだんだけど。」取れませんでした。下の方行っちゃいました。
「なんで殺せなかったんだ」と後悔と、「殺せなかった責任感」と「またヤツがくるかもしれない」という恐怖で寝れませんでした。もう、最初ほんと泣きそうだった。
結局、安全といわれる一番上の階のリビングみたいなところに非難して、イスの上で寝ました。
とにかく、怖かった。
「南京虫」とググってみてください。その姿、頭に焼きつきますよ。(日本にはいないらしいので安心を。)
エフェス 8/11
夜行バスを降りて、どうやってホテル行こうかなと思ってたところ、トルコ人に日本語で話しかけられる。かなり流暢。奥さんが日本人らしい。
一週間で4人も奥さんが日本人のトルコ人に出会った。
今仕事の休みで、トルコに帰ってきてるらしい。奥さんも数日後にトルコに来るから、「妻が来る前に遊んでおかないとね!」と言っていた。やっぱり欧米人がアジア人とずっといると飽きるのかな。
その人に助けてもらい、ホテルに電話してピックアップしてもらうことに。
オーナーがめちゃ良い人で、そのホスピタリティに感動した。
まだチェックインしてないのに朝食をタダでごちそうしてくれた。そのテラスから見える景色は最高。
今は入ることができない城が見えた。
これもまたゼルダっぽい。
エフェス遺跡というところに行きました!
もう本当かっこいい遺跡。ローマ風の建築がたくさん残されてる!
が、しかしカメラの電池が切れて写真をアップロードできなくなっていまいました。。写真で雰囲気を紹介したかったのに、申し訳ありません。
そろそろ、夜行バスに乗ってグルジアに行かなければなりません。
このエフェスの後、「パムッカレ」「カッパドキア」「トラブゾン」と行きました。
これについては、また時間があるときに書きます。(基本忙しいのであまりかけません。)
トルコ、最高でした!ハマりました。
もっと長く滞在したいと思うばかりです。
では、また!